Apple Silicon M1 Mac miniが来た

Macintosh

MacBook Pro 17inchが壊れてから1年3ヶ月が過ぎました。
本来の予定というか妄想であれば、2020年度にIntel入ってやがる最後のMacに買い換えて、Apple Silicon Macは第二世代目以降で、人柱回避作戦という目論見を知ってか知らずか、早々に想定外でMacが壊れてしまった。

買い換えどうするかな、と思いつつ、とりあえずの急場凌ぎでRaspberry Pi 4を購入。
メールが出来て、動画を観たり、Web環境さえあれば、という使用範囲であれば、本体が1万ちょいぐらいの1ボードなマイコンのフリしたPC環境でも、何にも問題無い時代になりましたね。
ただ、OSはLinuxを使用する事が前提となるので、それなりの知識は必要になって来ますが。
(ネットで調べれば、ほぼ全て解決出来るので大丈夫です)

そうして、ダラダラと買い換えするタイミングが、緊急に延び延び事態な宣言していたら、あれまあ、Apple Silicon M1 Macが発売になってしまった。

こりゃ、どうしたものかな。
Apple Siliconが出る前に、最後のIntel Macを買う予定だったのに。

予算的には25万以内で抑えつつ、Mac+周辺機器で20万ぐらい、残りの予算をソフトウェアのアップデートに回したい、となると、一番コスパが良いのはMac miniか。
でも、まだiMacが発表されてない。
噂では、次期M1 iMacは、上位M1チップを搭載する可能性あり?、という情報もあったので、とりあえず待ってみることに。

待ってみたけど、結局のところ発表になったM1 iMacも第一世代M1と同じ仕様。

ならばと、G.W.廃人化補完計画を隠密に遂行する為に、早速Mac mini購入へ。
在庫さえあれば、当日お持ち帰り可能なApple Store心斎橋店へ行こうと思ったのですが、新型コロナウイルス感染防止対策という事で、事前の日時予約でしか店内に入れない状況という。。。
土日は遅い時間しか空いてない状態で、それならばサクッとネットの方から注文してしまおう、と。

そんなこんなで、5月2日に上海から深セン経由で到着。

環境は、こんな感じとなりました。

・Mac
Apple Silicon M1 Mac mini
Memory / 16GB
SSD / 512GB
Magic Keyboard(テンキー付き)
Magic Mouse 2
USB-C VGA Multiportアダプタ
※自宅で余っていたVGAモニターを、サブモニターとして利用する為に購入。
・メインモニター
マウスコンピューター/iiyama
XUB2493HSU-B1(24inch)
・DVD drive
I-O DATA
DVRP-UT8C2W
・Mac mini設置用の台
NewerTech Nuシリーズ (Mac mini Stand)

後は、以前から利用していたHDDやらAudio IFを引き続き使用する感じ。

まず新規購入したI-O DATAのDVDドライブ、とりあえずCDを再生してみましたが問題ありませんでした。DVD鑑賞やCD/DVDの書き込みは、まだ試していませんが、自分のMacの使い方では、せいぜいCD再生とかデータをCD/DVDで貰ってMacにコピーする、ぐらいなので、このまま試す機会は無いかもしれません(笑)
まあ、今や物理的なドライブを使用する機会なんて、凄く減りましたしね。

外付けで利用していた古いUSB1.1時代、USB2.0/3.0のHDDも、問題なく認識されました。

そして早速、人柱になったのがAudio IFでした。
認識しているけど、認識してねえ。
音は出るけど、触れねえ。
そんな感じになってしまいました(謎)

APOGEE Duet(初代)を使って来たのですが、OS上ではUSB機器として認識もされているし、システム環境設定からの〝サウンド〟でも認識されてましたが、「出力先がありません」みたいな表記が。
ユーティリティからの〝Audio MIDI設定〟上でも認識はされていました。ただ〝Audio MIDI設定〟上でボリューム等を動かしても反映されていない状況。
APOGEEのホームページからDuet(初代)に対応した『Duet Software』をダウンロードしてインストール。macOS Big Surには暫定的に対応しているみたいですが、インストールされたApogee Maestro Softwareを立ち上げても、Duetが認識されていません。真っ白な状態。
Duet本体のFirewwareを念の為、アップデートしても駄目。

うーん、OSレベルでは認識はしているものの、全くコントロール出来ない状態。
こんな状況ですが、とりあえずDuet経由で音は出る事を確認。Duet本体のダイヤルで音量変化も出来ている。
ただ、入力が反映されていない。色々と試してはいるのですが、入力にアサインされないので、レコーディングが出来ない状況。
6月辺りを目処にAPOGEEの方で、何かしらアップデート?があるらしいので、とりあえず待ってみる事にします。

次に、音楽制作系ソフトウェア&プラグイン。
今のところ、以下の様な感じでインストールしてみました。

【 DAW 】
・PreSonus
Studio One 5.2.1
【 エフェクト系 】
・WAVES
SuperTap,MondoMod,PAZ Analyzer,Renaissance Compressor,S1 Stereo Imager,H-Delay Hybrid Delay,SSL E-Channel,J37 Tape,Center,Smack Attack,Renaissance Bass,Sibilance,H-Comp Hybrid Compressor,Z-Noise,BSS DPR-402
・ARTURIA
Filter MINI
・SURREAL MACHINES
Diffuse
【 インストルメント系 】
・WAVES
Flow Motion FM Synth
・KORG
M1,WAVESTATION,Mono/Poly,ARP ODYSSEY
・D16 Group Audio Software
Drumazon,Nepheton,PunchBox
・Native Instruments
BATTERY 4,REAKTOR 6 PLAYER,KONTAKT 6 Player
(REAKTOR 5のライセンスはあるんですけど、入れてない)
・KV331 AUDIO
SynthMaster,SynthMaster ONE
・AIR Music Technology
Xpand!2,Vacuum Pro
・ARTURIA
Modular V3,Prophet V3
・UVI
UVI Workstation (Digital Synsations)
※2021年5月3日時点での最新バージョン
【単体ソフトウェア】
・VCV (Knobcon)
VCV Rack

まだ全てのプラグインを立ち上げて、試したわけではありませんが。。。
前提として、、、ちゃんと確認したわけではありませんが、これらインストールしたもの全て、M1非対応でRosetta 2による翻訳コンニャクで動いている、とは思うのですが。
ただ、そういえばStudio Oneのインストール&起動時に、「Rosettaをインストールする必要があります。インストールしますか」みたいなアラートが出なかったな。
Studio Oneのアイコンから情報を見ても、(Intel)になってるから、Rosetta 2を介して動いているとは思うのですけども。
 
そして、上記インストールしたプラグインで不具合が出たものがありました。

D16 Group Audio Softwareの『Drumazon』と『Nepheton』。
メーカーのサイトを見ると、この2つはそもそもmacOS Big Surに対応していないみたい。なので、Rosetta 2云々以前の話という事なのでしょう。
インストールしてStudio One上で認識までは出来ているのですが、いざ使用しようとDrumazonやNephetonでトラックを制作した瞬間、DAWごと道連れにして落ちます(爆)
せめてエラー表示で使用出来ないだけ、だったら良いのですけど、見事にStudio Oneごと落ちるので、どうしようもありません。
 
現状、こんな感じです。

APOGEE Duet(初代)を使用して、外部入力からのレコーディングが出来ない状況ですが、出力は可能なのでStudio Oneでソフトシンセを立ち上げて打ち込みしたりをしています。
また余談ですが、Macのデスクトップ上の操作を動画で撮る時に、よく使用されていた『Soundflower』がありましたが、macOS Big Surには対応しているものの、Apple Silicon M1には対応してないっぽいという情報があったので、代替えとして『BlackHole』を使用してみましたが、問題なく音声も含めて動画が撮れました。この方法を利用して、VCV RackからStudio Oneへ直接のレコーディングも出来ました。

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