食用の動植物には、多くのクローン技術が使われていますし、近い将来には医療の現場でも臓器移植等で活用されるみたい。
でも、どうなんでしょうね、この話。亡くなったペットを、クローン技術で再生するというのは。
食用なら良くて、ペットじゃ駄目なのか、という話になる。
なんとも言えないんですけど、、、
ただ、ペットを飼うというのは食用のような単なる“消費”というものではないですよね。人によっては、家族ともいえる存在になりえるものですよね。
そう考えた時に、かけがえのないペットが亡くなった時、「クローン屋さんに頼もう」という事は、本当に“かけがえのない”ものになりえているのかな、と。
アメリカが開発しているロボット兵器にしても、相手国の人命を無視した、自国民だけが生き残れば戦争は肯定されるという理屈と、なんだか似ているな、と感じた。
平たく言ってしまえば、「死ななけりゃ、いいじゃん」っていう。
悲しいですけど、命が消える事によって、人間って色々な歯止めが効いていると思うんですよ。これって、最後の砦のように思うんです。この砦が無くなってしまったら、人間は何処で歯止めを掛ければよいのでしょう?
クローンの是非以前に、こういう歯止めが薄らいでいく事に、凄く恐怖を感じます。
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