フジテレビが25%を超えて先に一勝、新株の発行差し止めでライブドアも一勝。
色々な考え方がありますけども、今回の新株発行に関しては、至極真っ当な判断だと思います。
もし、こういう状況下での発行が認められれば、「株主は金さえ出していればいい、口は出すな」という構図になっていってしまう。
少なくとも現状では、ニッポン放送の筆頭株主であるライブドアなわけですから、経営に口を出すのは当然の権利。それが嫌だからといって、今回の発行が認められれば「株の意味って何?」っていう事にもなってしまう。
あと不思議だと思うのが、TOB、、、公開買い付けってやつですか。
これ、フジテレビが提示していた金額って、市場価格より低かったんですよね?
そのままTOBに賛同する企業は、単純に考えると損をするわけですよね。
確かトヨタは、そういう理由等でTOBには応じなかったですよね。この判断も、凄く当たり前のように思っているんですけど。
時間外取り引きも、その手法が違法という話まで出て来て、政治家まで口を挟んで、とうとう法改正まで議論されている。
特別、ライブドアにカタを持つつもりもないんですけど、企業がどうのこうのという前に、その企業のトップに君臨する人達が今の地位から外れたくないという、そういう気持ちしか感じないなぁ。
モジュラーシンセ考察 16
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