モジュラーシンセ考察 22
ノンフィクション
トレヴァー・ノートン『世にも奇妙な人体実験の歴史』
以前に読んだ『0番目の患者』に通じるような内容。こちらは研究者自らの体を自己犠牲にして実験に挑む、知られざる医学・科学の歴史を紐解いていく事で、現代に繋がる技術や安心・安全がどのように生まれて来たのか、ユーモアとクレイジーが表裏一体となった人体実験の歴史!!
角幡唯介『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』
19世紀半ば、イギリス海軍のフランクリン大佐が北西航路発見の為、北極圏へ遠征し遭難。フランクリン大佐を含む隊員129名全員が失踪した事件について、日本語で読める本を探していました。
ひろゆき/東出昌大/高橋弘樹 『世界の果てに、ひろゆき置いてきた 人はなぜ旅をするのか』
論破王にしてあなたの感想ですよね〝ひろゆき〟と、不倫騒動でヤラカしてしまったイケメン俳優〝東出昌大〟、二人がガチのバックパッカーでアフリカのローカル路線バスの旅番組と、そのガイド本。
武田惇志 , 伊藤亜衣 『ある行旅死亡人の物語』
名前すら分からず身元不明で遺体の引き取り手が存在しない死者、〝行旅死亡人〟。二人の記者が、とある行旅死亡人の身元を特定するまでのノンフィクション作品。
内田隆三 『乱歩と正史 人はなぜ死の夢を見るのか』
日本探偵小説界の金字塔、江戸川乱歩と明智小五郎、横溝正史と金田一耕助。戦前、戦中、戦後と同時代を生きた二人の関係性と作家性。日本の探偵小説が海外と肩を並べる時代へと、最初の扉を開けた二人、江戸川乱歩と横溝正史の本格的な研究本。
リュック ペリノ 『0番目の患者』
病気を感じる人たちがいるから医学があるわけで、医者がいるから人びとが彼らから自分の病気を教えてもらうのではない。(ジョルジュ・カンギレム『正常と病理』より)
大塚康生 改訂最新版『作画汗まみれ』
日本アニメーション黎明期から故・高畑勲監督や宮崎駿監督の先輩として関わってきた彼等の新人時代、TVアニメーションの幕開けから、スタジオジブリの誕生へ。日本アニメ界の〝生き字引〟、大塚康生さんが語る制作の裏側とアニメーターの真髄。
竹内洋岳 『下山の哲学』
〝14 Summiter〟 世界屈指の登山家への称号ともいえる、『14サミッター』。 日本人初の14サミッターとなった、プロ登山家・竹内洋岳著書、8,000m峰全14座の《下山》ドキュメント。