【ライブ】がもよんフェス2022 【2022.10.20更新】
感想
角幡唯介『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極』
19世紀半ば、イギリス海軍のフランクリン大佐が北西航路発見の為、北極圏へ遠征し遭難。フランクリン大佐を含む隊員129名全員が失踪した事件について、日本語で読める本を探していました。
S・S・ヴァン・ダイン『僧正殺人事件【新訳版】』
推理小説ファンならお馴染み、推理小説古典的名作、所謂〝マザーグース殺人事件〟(見立て殺人)の雄『僧正殺人事件』を読み終えました。高校時代に推理小説にハマって存在は知っていましたが、やっと手に取って読む事が出来ました。
宮島未奈 『成瀬は信じた道をいく』
宮島未奈 著『成瀬は天下を取りに行く』の続編、『成瀬は信じた道をいく』を読み終えました。まさか、我らが成瀬あかりがスマホを手に入れInstagramを始めるとは衝撃しかないですが、とりあえず読み終えたらコンビーフが食べたくなるに違いありません。
ひろゆき/東出昌大/高橋弘樹 『世界の果てに、ひろゆき置いてきた 人はなぜ旅をするのか』
論破王にしてあなたの感想ですよね〝ひろゆき〟と、不倫騒動でヤラカしてしまったイケメン俳優〝東出昌大〟、二人がガチのバックパッカーでアフリカのローカル路線バスの旅番組と、そのガイド本。
水野良 『ロードス島戦記』
36年の時を超えて(笑)、ロードス島戦記の本篇、全7巻を読み終えました。袋とじが懐かしいです(違)
宮島未奈 『成瀬は天下を取りに行く』
本屋大賞2位を読んだんだから、そりゃ1位も読まなくちゃ駄目でしょう。という感じで手に取った『成瀬は天下を取りに行く』。主人公の他人の目を気にしない、自分ルールの論理的我が道を進む姿は小気味よく、私の中では若草物語のジョオに通じるものがあって好感度アゲアゲ。
津村記久子 『水車小屋のネネ』
18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉。ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生――、、、それって「ヨウムじゃね?」という興味から読み始めたら、40年の時が過ぎてました。
天才理論物理学者の半生を描いた、クリストファー・ノーラン監督『OPPENHEIMER』を観て来た
2024年。兵器だけではなく、半導体やAI開発競争は政治的にも安全保障的にも「他の国より開発を有利に進めなくては」という流れは、科学者や国民を巻き込むわけで、オッペンハイマーが生きた時代から何も変わってないように思います。果たして、この映画。原子爆弾の開発、なんていう小さな視点で観るべき映画でしょうか。
九段理江 『東京都同情塔』
モジュラーおじさん :「シンパシータワートーキョー』という刑務所を建築した建築家の小説を書きたいのですが、その出だし二行を書いて下さい。」
AI-built :【暗闇の中、東京の鋼鉄の心臓部に、シンパシータワーが孤立していた。その高さは、自由と希望を断ち切るように天に向かっているかのようだった。 ■】
武田惇志 , 伊藤亜衣 『ある行旅死亡人の物語』
名前すら分からず身元不明で遺体の引き取り手が存在しない死者、〝行旅死亡人〟。二人の記者が、とある行旅死亡人の身元を特定するまでのノンフィクション作品。