感想

Movie

天才理論物理学者の半生を描いた、クリストファー・ノーラン監督『OPPENHEIMER』を観て来た

2024年。兵器だけではなく、半導体やAI開発競争は政治的にも安全保障的にも「他の国より開発を有利に進めなくては」という流れは、科学者や国民を巻き込むわけで、オッペンハイマーが生きた時代から何も変わってないように思います。果たして、この映画。原子爆弾の開発、なんていう小さな視点で観るべき映画でしょうか。
Book

九段理江 『東京都同情塔』

モジュラーおじさん :「シンパシータワートーキョー』という刑務所を建築した建築家の小説を書きたいのですが、その出だし二行を書いて下さい。」AI-built :【暗闇の中、東京の鋼鉄の心臓部に、シンパシータワーが孤立していた。その高さは、自由と希望を断ち切るように天に向かっているかのようだった。 ■】
Book

武田惇志 , 伊藤亜衣 『ある行旅死亡人の物語』

名前すら分からず身元不明で遺体の引き取り手が存在しない死者、〝行旅死亡人〟。二人の記者が、とある行旅死亡人の身元を特定するまでのノンフィクション作品。
Book

小川糸 『ツバキ文具店』

鎌倉で文具店と代書屋を引き継いだ雨宮鳩子が主人公の、小川糸さん著書『ツバキ文具店』を読んで。