Techno Tittle
2005/0805-0810 RAINBOW2005 ASO Peace Gathering -08-

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天空カフェを後にして、、、そうだ、昨日は会えなかったスタッフの方と会えるだろうか。。。

受け付けまで行ってみます。

そして、会えましたー!!
Dr. Fuuさん。

いやぁ、ちょっとした感動ですねっ!!
色々とお忙しい中だったとは思いますが、、、

実は、もう一方と会いましょうと話をしていた方がいまして、Dr.Fuuさんも「もう一人、うにょさんを探している人がいたよ」と。でも、結局、会えなかった。。。凄いニアミスしていたみたいですけどねっ(笑)

この時、そうだって思って、飛び込みでボランティアをする事にしてみました。
「何か、出来る事があればお手伝いします」

受け付けで、ボランティア登録を済ませた時でした、、、

ちょっと先程から雲行きが怪しかったのですが、来ました、、、雨です。
もう、大粒でバシバシと降り始めました。

とりあえずテントへ急ぐ、ポンチョを取り出してテントの入口をしっかり閉めて。
ポンチョを着て、受け付けに戻りました。

あー、せっかく晴れて、土の所も乾いてきていたのになぁ。
スタッフの方も、出店されている店に集金に行こうと思っていたところのようで、僕もその手伝いをする段取りになっていたのですけど、とりあえず雨が止むまでは待機です。
逆にお祭りステージは、大忙しです。雨で音響や照明の機材が壊れないよう、スタッフが走り回ってます。

30分は降っていたかな、少し太陽も雲の合間から見えるようになって、雨も止んで来ました。

そんな時、“OFF ROAD”と書かれた四駆の車で受け付けにやってきた方が、、、
あ、、、あの人は、、、

越智 純さんでは?

そう、1996年からのRAINBOW2000はもちろんのこと、代々木公園の春風、そして、このRAINBOW2005と多くのシーンで活動されている、RAINBOW主催者その人、越智さんだ。

とにかく忙しく動き回っている。あちこちに携帯で連絡したり、車で出て行ったと思うと直ぐに戻って来てスタッフに指示を出しています。

しばらくすると、少し落ち着いた瞬間がありました。

「越智さん、初めまして。96年のRAINBOWから参加させてもらってます」って、思い切って声をかけてみました。

すると、ニコニコしながら「ありがとうございます」って。

「RAINBOW2005って、2000の続きかなと思っていたんですけど、凄く違うというか、、、前はイベントがあって人が集まるって感じていたんですけど、2005は先に人が集まって、集まったからこそ出来上がったという感じが凄くします」

、、、と、今の率直な感想を越智さんにぶつけてみました。

うーん、少し考えてから、越智さんが言います。

「俺の中では、やっぱり2000から続いているんだよ。でも、同じ事をやっていても駄目だよね」。
「96年はさ、テクノがあってインターネットがあって、あの時はMade in Japanがコンセプトだった」。

「その後、トランスとか出て来たでしょ、そして今回はピース・ギャザリングなんだよ」。

この時、私は凄く驚いていたんです。
私はスタッフでもないし、越智さんから見れば沢山のお客の中の一人、です。

しかし、こんなにちゃんと答えてくれるとは思ってもなかったので、本当に驚きました。
そうか、「Peace Gathering」は、平和の集会だよね。まずは人が集まらないと、駄目だよね。ここが、過去のRAINBOWと違う雰囲気を感じていたのかもしれない。
そう考えると、98年や99年のRAINBOW2000はRAINBOW2005に繋がる、そんな雰囲気があったようにも思えて来ます。

その時、です。

スタッフが叫びます。

「レインボー!!」

 

「虹、出たねー」、越智さんも凄く嬉しそうです。
きっと、会場にいるみんなが、空を眺めていたことでしょう。

写真では分りづらいのですが、この時、なんとさらに外側に大きく虹が出て、ダブル・レインボーになっていたのです。

RAINBOW2005に相応しい、そんな瞬間でしたね。

受け付け前で売っていた、マヨタコをスタッフの方が買ってきたのを、ちょっと御馳走になったり、、、

さあ、雨も止んだし、ボランティアのスタートです。

出店の集金、1店1店歩いて回る。店鋪の設営場所もバラバラなので、私が店を探しつつスタッフの方が店を順々に訪れていくパターンに。また地面が水浸しなので、とても歩きづらい。こりゃ大変だ。

スタッフの方と色々と話をしていて、今回のRAINBOW2005は本当に直前まで色々なハードルがあって、開催できるかどうかギリギリだったそうです。特に開催直前の会場での準備から、今現在進行中までスタッフの方々は不眠不休という感じのようでした。
この時点で、1,000人以上は入っているそうで、とりあえず良かった、、、という感じです、と。

集金巡り中、再び「シャンティタウン」にも立ち寄る。シャンティタウンで食べられる料理、ありましたよね、、、名前を忘れちゃったけど、、、あれが美味しそうでスタッフの方と、「ちょっと頼みましょうよ」ってことになって、ここでちょっと休憩。

そして日もどっぷり暮れて、あたりは真っ暗闇へ。
マグライトを頼りにしつつ、足はもうドロドロになりつつ、2時間ぐらい掛かって集金巡りは終了。

大変です、スタッフの方々には頭が下がります。

受け付けに戻ると、なんでもスタッフやボランティアに参加している方には、“まかない券”があるそうで、これで店で料理を注文できるらしい。
大した手伝いもしていないのに、これを貰うのも申し訳ないなと思って断ったんですけど、結局、いいからという事で貰いました。

その後、受け付けで人や車の出入りのチェックをしていました。

風向きが変わったのか、EARTH DANCEからのトランス音がよく聴こえるようになって来ました。24時間へラストスパートの時間帯かな。
僕がなにげにリズムをとっていると、受け付けにいた女性の方で、一人が道路に出てきて同じように軽く踊り出します。

「いいよねー、これ」って。

「ですよね、音さえ聴こえていれば、どこでも踊れますもんね」。


夜も23時ちかくになって、、、あ、そういえば晩御飯を食べるの忘れていた、、、(笑)

ちょっと食べて来ます、って受け付けを離れるが、地面はドロドロだからあまり歩いて奥の方までは行きたくないし、、、あ、そだ、鴨肉の店なら近い。

行くと、、、あう、もう今日は店を閉める、、、っていう最中で。
するとマスターが、今、まかない作ってんだけど、これしかないけど食べる?、、、って。

ああー、助かります助かります。
バーテンの方も、1本フランクフルトが余ったからと、わざわざスモークしてくれた、、、

すいません、マスター、助かりました、本当に。

たぶん、ここの店が一番ね、良かったように思う。
かなり本格的だし、店の作りも“出店”って感じがしない。

「普段、何処かで店をやってるんですか」って、マスターに聞いてみたんですよ、そしたら、、、

「いや、普段はサラリーマンよ」って。

えっー!!(笑)

なんかね、こういうイベントで、もうちっょと本格的なものを食べさせてやりたいって思っていたそうなんですよ。
うん、それは伝わりましたよ。
ありがとう、マスター。

そして、受け付けに戻ってお手伝い。
こんな時間でも、ちらほらと新しいお客さんが到着して来ます。

地面がドロドロになっている関係で、場所によってはタイヤが沈んで、脱出するのに周りの人が総出で、、、という場面も見ていたので、そのあたりの情報を教えてあげたりとか、ホント、簡単なお手伝いしか出来ないんですけど。

スタッフの方も、栄養ドリンク持って来たりして1本貰いました(^^;;

24時を回って、「交代するよ」って人が来たので、交代する事に。
この時間になって、やっと越智さんも受け付けで落ち着いて、ゆっくりしているようでした。

スタッフのみなさんに、お先ですーと挨拶をしてテントへ。

うにょ二日目の終了です。

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