Techno Tittle
1999 1/16 DOOR

'99年のクラブ初めがハードフロア、なんという幸せ(^_^;;しかし頭痛が治らないという状態でKARMAへ。。。

23時の10分前にKARMA到着。予想はしていたけど、かなりの人が既に行列を作っていた。KARMA入り口には、羊かな?? モコモコした縫ぐるみのようなものが、僕達を出迎えてくれる。なんだか可愛い(^^)

いよいよKARMAがOPEN、でも行列のため直ぐには入れない。ぼちぼちと待っていると、いきなり“ぬっ”って感じでQ'HEYさんと、ハードフロアのお二人、帽子を被った背の高いオリヴァー・ボンツィオ、小柄なラモン・ツェンカーが現れてビックリ(^_^;;、、、何処かへ食事にでも行ったのかな??

中に入ると、トップバッターDJはTAKAHIROさんかな? なんだかアンビエントな音、バグ・パイプが延々鳴り続けているような感じ、、、って思っていたら、あっという間にドラムン・ベースへ。頭痛もあって、ちょいとソファーで休憩していたら、ハードフロアのお二人はウロウロ、サインしたり写真撮られたり。そうこうしているうちに、どんどん人が入って来る。それを見てスタッフが閉めてあった、フロアと繋がっているドアをオープン。むむ、このドアを開けるパターンは、、、えらい事になりそな予感(笑)

0時過ぎにフロアに入ると、人が多いはずなのに意外と空いてる。。。それもそのはず、1時からのハードフロアのライブは、ラウンジ側に作られた特製ステージでやるらしく、もう場所取りをしている連中の方が多いのだ。

2番手DJは、NAKAIさん。ちょいエレクトロ入ったドラムン・ベースな選曲が、めちゃくちゃカッコイイ。久々にドラムンで体を動かしました。VJやっているBeta Landの二人もブラック・ビスケッツ?? のような帽子を被ってノリノリVJ、センス抜群でした。特に拳法やっているような映像のMIXがNAKAIさんのドラムンとバッチリで、最高でした。ここで、ひろさんがお声をかけてくれまして、、、どうもでした。

1時を回りました、、、特製ステージ側からドンってTR-909のキック炸裂。いよいよハードフロアのライブ開始、、、と同時に全ての人がラウンジに押し寄せる、、、踊るスペースなんて何処にもない、とんでもない状態。上に飛び跳ねるのが精一杯。久しぶりにフロアで、押しくら饅頭を体験して来ました(爆)
頑張って前に行ってみる、、、あ、なんとかハードフロアの姿を発見、TB-303を確認(笑) ひろさんキャンキャン飛び跳ねてる。なしてそんなに元気なの、、、って私が撃墜されているだけか(T_T) 一緒に行っていた、むずちゃんは完全に人の海に埋もれてる(笑)

\ラウンジの一画に作られた特製ステージは、お座敷きな雰囲気なのに凄くハードフロアの音にあっている。

hardfloorと、3rd.アルバムのロゴと同じデザインの垂れ幕が上に掲げられている。

向かって左、帽子を被ったオリヴァーが2台のTB-303を担当。2nd.アルバムと同じデザインのRESPECT-Tシャツを着て、MPCとミキサー、1台のTB-303を触るラモンが隣で、真剣勝負。

いよいよ、唸る吠える暴れ狂うバッキバキのアシッド・トラック全快ですよ、来ましたよ、盛り上がりは頂点へ鰻上りだっ!!!

最新アルバムからのセレクトで、グイグイ持って行くハードフロア。曲の最初にはサンプルのループで、ちょっとお遊び、、、、あっ、これはプレイ・ステーションの起動音、、、もしかして攻殻機動隊かなって思ったら別の曲、、、たしかぁ、、、最新アルバムの1曲目だったと思う。(間違っていたらゴメンね)

ラモン&オリヴァー二人で、2台のTB-303をイジル。ブレイク突入、鳴り響く303、、、303だけの音で盛り上がるフロア。グイグイ体を動かしながら、フィルター大爆発っ!!! 303の悲鳴がフロアを叩き潰す、ラモンが卓のフェーダーを上げる、909スネアの連打がフェード・イン。負けてたまるかとオリヴァーが両手をフル回転でTB-303大噴火。これぞハードフロア伝家の大ブレイク炸裂、フロア支離滅裂(謎)。Q'HEYさんまで、リズム取りながら、写真撮ったりビデオ回したり。。。

ドンドンドン、、、淡々と鳴り響く909キック、、、フロアから歓声が上がる。そう、誰もが知っているハードフロア伝説の名曲。時代を変え、時代を作った曲。。。そう、あの曲、、、303ベースがゆったりとフェード・イン、、、ざらついた909ハット。。。来た、ついに来た、来たのだぁ〜(爆)

「ACPERIENCE」

レインボーでもアンコールで演奏してくれたけど。。。あぁぁぁ、なんという幸せ。。。あの3分を越える引っぱりまくりのイントロも、そのまんま。ディレイで飛び回る303も、そのまんま。909スネア・ブレイクも、まんま。ラスト、ディレイで飛んで行く303をキメて終了。フロアから大拍手の雨あられ。もちろんアンコールはぁーーーーー!!!!

げげげっ、アンコール一発目は、なんと、なんと、なんとっっっ!!!

「TRANCESCRIPT」

 うぉ〜、最高。ACPERIENCEとTRANCESCRIPTの両方を体験出来るなんて、きゃーーー(爆)

アンコール2曲目は、なんとっなんとっ、なんとぉ〜〜〜

「Yeke Yeke」

だぁー、そう、Remixのやつ。あのサンプル・ループが流れた時、私ゃもう嬉しくって嬉しくって。。。ハードフロアのRemix Worksの中では、Blue MondayとこのYeke Yekeが大好きだもん。まさかRemixモノまでプレイしてくれるとは思ってなかったから、本当に嬉しかった。

最新アルバム中心ながらも、ちゃんと1〜3枚目までのアルバムからもセレクトしてくれていたので、とても嬉しくなっちゃうライブでした(^^)

さて、それでは冷静に機材チェックです(笑)

マスターが、AKAI・MPC-2000とZip DRIVE。これにシーケンス・データとほとんどの音ネタが入っていたものと思われます。ミキサーがマッキーの16ch 4bus仕様のCR-1604VLZ。
音源は、Roland Juno-106、TR-909、そしてTB-303が3台。少なくとも、そのうち一台は、ハードフロア・オリジナル・タイプ。残り2台も、きっと何らかの改造はしていると思う。
MIDIとの同期には、KENTON PRO2が2台とKORG MKS-30、あともう一台が確認できなかったけど。。。エフェクター類は、確認出来たのはBOSSのコンパクト物が一台だけ、MPCもエフェクターとして使っていたのかも。

とてもシンプルなセットで、あれだけカッコイイ事するんだもんね。勉強にもなったですよ(^_^;;、、、多くの人がそうだと思うのですが、僕もハードフロアには、特にリズム・トラックの打ち込みに凄い影響されたというか、一番カッコイイって思ったから、、、ループに頼らなくてもあれだけのグルーヴを叩き出すんだもんね、本当に。

ハードフロアのライブ終了後、頭痛が悪化して寒気少々。。。あー、Q'HEYさん、、、エイフェックス・ツイン回してないかい?? って思いながら、もう限界。とても立つ気にもなれない。

泣く泣く帰って来ました(/_;)。。。

残念だったけど、やはりハードフロアは師匠って感じだった(^_^;;

うにょも、年に1,2度は人前でプレイ出来るチャンスがあるから、今回の体験を絶対に活かしたいって思った。

はぁ、お疲れさまでしたぁ。。。

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